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英辞郎第四版 購入&感想

しばらく記事を書いておりませんでした。
...学会投稿用の論文などに追われ、時間が厳しかった為です。

以前の記事で、英辞郎第四版を買おうかどうしようか迷っていることを書きました。
英辞郎 第四版
英辞郎 第四版

「英辞郎第三版を持っているので、買う必要もないかなー」とも思ったのですが、 結局、9月下旬、大学生協に、並んでいるのを見て欲しくなってしまい、購入しました

英語の論文を読む際や、英語の新聞記事を読む際、また普段の英語学習などに どんどん役立てていきたいと思います。

さて、そろそろ使用して半月くらいになるので、英辞郎第三版との比較を交えて、 感想を書いてみたいと思います。

初めにALCが売りにしている英辞郎第四版のポイントを交えながら考察してみます。

  1. 収録項目数の増加(150万→166万)
  2. 検索ソフトがより使いやすくなった+発音記号フォントが初めから導入済
  3. 書籍が分かりやすくなった(機能indexや、使い方のQ&Aなどを掲載)

1.は明確でしょう。ただし、英辞郎第三版の150万語でも相当数を収録されていることもあって、 項目数の増加による恩恵を感じることはほとんどないような気がします。

2.の検索ソフトの使いやすさについては、この文章からは具体的なことが読み取れません。 そこで、使用してみて気づいた点を挙げてみます

小文字・大文字の区別なしに(インクリメンタル)検索される

まずは、下の画像を見て下さい。上が「英辞郎第三版」、下が「英辞郎第四版」です。 vsという語を入力して語を(インクリメンタル)検索してみました。

eijiro3.png
eijiro4.png

「英辞郎第三版」では、vs, vs., vss. と、検索されている語は全て小文字のものです。
小文字で入力して該当候補がなかった場合のみ、大文字の候補が出る、といった感じです。

一方、「英辞郎第四版」では、小文字のvsの他に、大文字のVSも候補に出現していることがわかります。
個人的には、これは歓迎すべき点だと思っています。

検索された語の中の一部の単語は、クリックすることで、訳語を表示可能

上記の「英辞郎第四版」の画像の通り、一部の単語に関しては、マウスでポイントすると、下線(アンダーライン)が 表示されます。下線が表示される単語をクリックすると、その単語の収録内容が表示されます。
これは、英辞郎第三版の旧PDICには搭載されていなかった機能です。頻繁に使うかは分かりませんが、あれば一応便利な機能であると 思います。発音記号も初めからきちんと表示されています。

3.の書籍が分かりやすくなった、という点については、書籍の中身はあまり閲覧しないので、よく分かりません。 但し、使い方例が多数収録されているのはそうかもしれません。

最後に、これ以外に気づいた点を書いてみます。

PDICがUnicode対応の新バージョンになったことによるせいなのか、最初は、起動にものすごく時間がかかっていました。
これだけ時間がかかるなんていまいち!と思っていました...が、PDICのバージョンを最新版に更新した後(因果関係は不明ですが)、 この問題が解決されたような気がしています。

若干、英辞郎第四版のPDICの方が起動に時間がかかるかもしれませんが、今では、気にならない程度です。

現在は、英辞郎第三版、英辞郎第四版の両方がPCにインストールされた状態になっていますが、そろそろ英辞郎第三版をアンインストール してもいいかなと思っています。

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コメント:2

2008年11月 1日 17:10 返信

Hondyさん

私も購入しました。どうしようかと思ったんですけど記事を読んで買いたくなってしまいました。最初の起動が遅かったですよね。記事参考になりましたありがとうございました。

>mappy_mappyさん
購入されたんですね!
「記事が参考になった」という話を、お聞きして、大変嬉しく思っています!
こちらこそ、いつもmappy_mappyさんのブログから有益な情報をいただいています!ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!

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